背中ニキビ 血の流れ

背中ニキビは血の流れが悪くなることで起こります

背中全体にできるしつこいニキビ。何をやっても治らないという人は本当に多いです。そこで背中ニキビができている原因を徹底的に調べると、どうやら背中の血流が悪くなっている人がほとんどだという事が分かりました。

皮膚は本来、皮脂や古い表皮がはがれ落ちて、また新しい肌が生まれてくるサイクルを繰り返しています。これが代謝と呼ばれるからだがもっている機能ですね。ではこの代謝はどうやって起こっているかというと、何もなしには皮膚は働けませんから、血液から栄養をうけとって代謝を行っています。

血液は血管を通って栄養や酸素を送っているので、これを利用して皮膚は代謝を行っているのですね。そして、皮膚に栄養を届ける血管は実は先にいけばいくほど、どんどん細くなっていきます。心臓から出たときは太い血管なのですが、枝分かれして身体の一番外側にある皮膚に届くまでに細くなっていくんですね。これが毛細血管と呼ばれる血管です。

これは出来るだけからだの隅々まで届く様になっていますが、どうしても先へいけばいくほど、栄養が届きにくくなります。これを助けているのが、皮膚のすぐ下にある筋肉ですね。血管の力だけではなかなか血液を運ぶ事ができないので、筋肉が縮んだりのびたりすることで、血流を促す働きをしています。

という事は背中の筋肉がうまく動かなければ、血管の働きも悪くなってしまい、満足に皮膚に栄養が届きにくくなるという事ですね。栄養が届かなければ、皮膚が元気がでないので、代謝もきちんと行えなくなり、どんどん老廃物や汚れがそこに残っていきます。

皮膚は硬くなり、毛穴がしまってしまい、そこに老廃物がたまっていく。そして菌が繁殖し、ニキビの出来上がりという訳です。

背中の血流を改善して、ニキビも改善する

ニキビを改善するには、とにかく血流を良くしてあげて、代謝をどんどん促してあげないといけません。血流が良くなると、筋肉がほぐれて、硬い皮膚も柔らかく、毛穴も柔らかくなります。皮膚温も上がるので、代謝も更に良くなります。

その為には肩甲骨の周りや、肩の関節の周りはしっかり動かしてあげる必要があります。背中の筋肉は意識して動かさないとなかなか動く事がありません。しっかりと肩や背中の筋肉を伸ばしたり、縮めたりしてあげましょう。大きく手を振ってウォーキングするのも効果的ですし、水泳もおすすめです。とにかく良く動かしてあげて下さい。お風呂は単純に温度があがるので、一時的に血流は良くなりますが、根本的な解決にはならないので、必ず運動は行ってください。

背中の血流を保護して、ニキビを治す

血流の改善に成功したら、後は肌のサイクルが正常化するのを待つだけです。血液の流れが良くなって代謝も盛んに行われるので、あとは皮膚表面からのアプローチです。背中ニキビの専用ジェルをつけて、表面から水分バランスを保ってあげて、更に肌を柔らかく保ちましょう。運動に加えて、皮膚表面からも代謝を助けてあげる事で、更に代謝は進みます。古い成分がどんどん流れていくと、今度は新しくて奇麗な肌が生まれてきます。この新しい肌が奇麗であれば背中ニキビはできないはずです。

背中ニキビに悩む方は、背中の血流から考えてニキビの改善を目指してみてください。